いまばりのなわめをはしるくびなしうま
今治の縄目を走る首なし馬
国内
未確認生物
- どんな話か
- 縄目と呼ばれる決まった道筋を首のない馬が走り、家を建てず出会いの吉凶も語り分けられてきた。
- 細部
- 玉川町の小鴨部と別所のあいだに縄目という土地がある。節分の夜、首のない人が首のない馬にまたがってここを通ると伝えられ、そのため縄目には家を建てないという。一方で首なし馬を目にするのは縁起がよく、どんな者でも出世できるという言い方もある。別の伝えでは、大晦日に鈴の音を立てながら神子の森から日の峰を経て鴨部へ駆け抜けるとされ、神のお守りを持っていれば身は無事だがお守りはむしり取られる、持たずに出会えば三日のうちに死ぬという。縄目に炭窯を築くと天井が固まらないともいう。
- 広まり方
- 1975年刊『あゆみ―玉川町の民俗 愛媛県越智郡―』の「信仰」(森正史監修)に二例とも記録がある。
- 地域
- 愛媛県今治市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ