くびなし
首無し
国内
未確認生物
- どんな話か
- 寛永年間の平田村で、追放された盗人が雷雨のさなかに首を抜かれ胴だけで見つかったという。
- 細部
- 松本領の平田村での出来事として随筆に記される。寛永年間、村を追われた盗人がいた。ある雷雨の日、見廻りに出た村人がその者を見つけたところ、首が引き抜かれて胴体だけになっていたという。誰が、あるいは何がそうしたのかは語られておらず、荒れ狂う天候と無残な死体だけが並べられる。雷を天罰と結び付ける当時の感覚が背後にあり、村を追われた者の末路として書き留められた形である。
- 広まり方
- 1974年刊『日本随筆大成第2期』所収、神谷養勇軒の『新著聞集』に見える。
- 地域
- 長野県松本市
- 年代
- 江戸時代
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ