まむろがわのかえりをまつなまくび
真室川の帰りを待つ生首
国内
呪物・呪い
- どんな話か
- 炭焼きが留守中に妻が何者かに殺され、切られた首だけが夫の帰りを待って食いついた話。
- 細部
- 炭焼きの男が仕事を終えて家に戻ると、女房が何者かによって殺されていた。さらに恐ろしいことに、切り離された首だけが亭主の帰りをじっと待ち構えており、戻ってきた男の首筋に食いついたまま離れなかったという。何が女房を殺し、首をそのように変えたのかは語られておらず、恐怖だけが強く残る話として伝わっている。山中で炭を焼く暮らしの裏に潜む不安を映した話として、聞く者に強い印象を残している。
- 広まり方
- 1969年の『日本民俗学会報』所収、野村純一の「昔話の研究(上)」に記録がある。
- 地域
- 山形県真室川町
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ