おおくまのなわしろをたすけるこぞう
大熊の苗代を助ける小僧
国内
未確認生物
- どんな話か
- 苗代作りで人手が足りず困っていると小僧が手伝いに現れ、後を追うと地蔵堂の地蔵の足が泥だらけだったという。
- 細部
- 苗代を作る際、馬の鼻を取って引く役の子どもが見つからず困っていたところ、どこからともなく1人の小僧が現れ、1日じゅう作業を手伝ってくれたという。夕方になり、お礼に飯でも食べさせようと捜したが姿が見当たらず、代わりに残っていた泥の足跡をたどっていくと、近くの地蔵堂に行き着いた。そこに座る地蔵様の足を見ると、まさに小僧がつけていったのと同じように泥だらけになっていたのだという。人手に困る農作業を陰で助ける地蔵の霊験として語られている。
- 広まり方
- 1981年の『民間伝承』所収、岩崎敏夫「福島県の祭り(下)」に記録がある。
- 地域
- 福島県大熊町
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ