こやすじぞう
子安地蔵
国内
儀式・遊び
- どんな話か
- 地蔵堂に参詣した際、堂の柱を少し削り取って身に着けていると御利益があるとされた。
- 細部
- 子授けや安産を願う人がこの地蔵堂を訪れ、堂を支える柱の一部を手で削り取って持ち帰る習わしがあった。削り取った木片を肌身離さず持っていると効き目があるとされ、建物そのものの一部を御守り代わりにする信仰の形として伝わっている。堂そのものが少しずつ削られながらも、参詣者の願いを支え続けてきたことになる。こうした習わしが長く続いた背景には、目に見える形で御利益を持ち帰りたいという参詣者の切実な思いがあったのだろう。
- 広まり方
- 1939年の『旅と伝説』所収、田中勝雄「仏寺に縁りある伝説と俗信―丹波国船井郡に於ける―」に記録がある。
- 地域
- 京都府南丹市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ