ひだしのこうしんさまとぬすびとのこ
飛騨市の庚申様と盗人の子
国内
儀式・遊び
- どんな話か
- 養蚕の守護神とされる庚申様は手が六本ある猿を御神体とし、庚申の夜に身ごもった子は盗人になるとして夜這いを慎んだ。
- 細部
- 宮川町では庚申様は養蚕を守る神と考えられており、その御神体は手が六本ある猿の姿をしているという。庚申の夜に身ごもった子は将来盗人になるといわれ、この夜だけは夜這いをしないという決まりがあった。また庚申の日には眠ってはいけないともされ、酉の刻になるまで人々は起きて過ごしたと伝えられている。養蚕という生業の安泰と、夜の過ごし方に関する禁忌とが結びついた信仰である。
- 広まり方
- 1957年の『西郊民俗』掲載、平瀬拠英「信仰の諸相―岐阜県吉城郡坂下村―」に記録されている。
- 地域
- 岐阜県飛騨市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ