こうしん
庚申
国内
未確認生物
- どんな話か
- 魚津市弥源寺の漁師が嵐で漂流した際に助けてくれた老婆が、実は庚申であったと知ったという由来譚。
- 細部
- 魚津市弥源寺の漁師たちが海で暴風雨に遭い、舟が流されて身動きが取れなくなったことがあった。困り果てた一同が助けを求めると、一人の老婆が現れて七つの団子を分け与え、それを口にした人々は飢えをしのいで命をつなぐことができた。ようやく岸へ戻ってみると、すでに三年もの歳月が過ぎていたといい、一同はその老婆こそ庚申であったのだと悟った。この出来事をきっかけに、村では庚申待ちの行事を欠かさず続けるようになったと伝えられている。
- 広まり方
- 1960年の『庚申』所収、窪徳忠「庚申縁起話」に記録がある。
- 地域
- 富山県魚津市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ