こうしん
庚申
国内
未確認生物
- どんな話か
- 隠岐の島町には、働く日数の少ない庚申の男神より手の多い女神の方が多く働いたのに、稼ぎは男神が上回ったため妻が夫を敬ったという話が伝わる。
- 細部
- 隠岐の島町に伝わる話では、庚申の男神は一年のうちわずか三日しか働かないとされる一方、たくさんの手を持つ女神の方は日々よく働いていたという。ところが年の暮れに二人の働き分を計算してみると、なぜか男神の取り分の方が三文だけ多いという結果になった。これを知った女神は、働きの量にかかわらず夫たる者は敬わなければならないのだと考えを改め、男神を立てて敬うようになったと語られている。
- 広まり方
- 1964年刊『庚申』に窪徳忠が隠岐に伝わる庚申の説話としてまとめた報告に記録されている。
- 地域
- 島根県隠岐の島町
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ