こうりゅう
蛟龍
国内
未確認生物
- どんな話か
- 説法の座に現れた少女が吉祥天女と名乗り、水を得て龍と化して飛び去ったという七面様の由来。
- 細部
- 箕瀬町の長源寺に祀られる七面様の起こりとして語られる話である。建治三年十二月のある夜、日蓮聖人が身延山で説法を行った際、その座に十八、九ほどの少女がいた。聖人が素性を尋ねると、少女は仏の命を受けて仏法を守護する吉祥天女であると答えた。少女が水を乞うたので与えると、たちまち二丈ばかりの蛟龍へ姿を変え、西の空へ飛び去ったという。これが今の七面大明神であると伝えられている。水を与えられて本性を現すという展開が、龍としての性格を示している。
- 広まり方
- 2003年の『伊那』所収、永井辰雄「縁日(三)」に記録がある。
- 地域
- 長野県飯田市
- 年代
- 鎌倉時代
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ