こうじんさん
荒神さん
国内
儀式・遊び
- どんな話か
- 食事や大漁を司る三宝荒神で、旅立つ際は線香の灰を頭に乗せ、花松を絶やさぬよう保つと金に困らないという。
- 細部
- 三豊市で信仰される荒神さんは三宝荒神のことで、食事の神であるとともに、百姓や大漁を守る神でもあるとされる。旅に出るときやよそへ働きに出るときには、道中の安全を願って荒神さんの線香の灰を指ですくい、頭に乗せてから出かける習わしがあった。一方で、荒神さんに不意に行き会うと急に頭痛がするとも、屋敷にある荒神さんゆかりの木を切ると罰が当たるともいわれている。また、荒神様に供える花松は青々とした状態を保つことが大切で、毎月一日・十五日・二十八日に取り替えて枯らさないようにすれば金銭に困らないとされる。この花松は手でよって作るものであり、娘が口にするものではないとも言い伝えられている。
- 広まり方
- 1973年の『民俗採訪』所収、國學院大學民俗学研究会「香川県三豊郡詫間町」に記録がある。
- 地域
- 香川県三豊市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ