しこくちゅうおうのとりえによるせきなおし
四国中央の鶏絵による咳治し
国内
儀式・遊び
- どんな話か
- 夢に現れた荒神の告げに従って鶏の絵を祀ると咳が治り、以来その家も村も鶏を口にしなくなった。
- 細部
- 鎌倉市太郎という人物がタゴリと呼ばれる咳の病に苦しんでいたところ、夢の中に荒神様が姿を見せ、鶏を描いて信心せよと教えたという。告げられたとおりにしてみると病はすっかり癒え、感謝のしるしとして幟が奉納された。この出来事があってから、鎌倉家では鶏肉を食べることをやめ、周囲の村人たちもまた鶏を殺さないという禁忌を守るようになった。神から示された動物が、そのまま食を絶つ対象へ転じている点が特徴である。
- 広まり方
- 1983年の『愛媛県史』第四章第三節、佐々木正興による「信仰的な講」の項に記されている。
- 地域
- 愛媛県四国中央市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ