こうじんさま
荒神様
国内
呪物・呪い
- どんな話か
- 房住山の古井戸を浚うと荒神様の祟りを招くとされ、出土品があった後は誰も掘らなくなった。
- 細部
- かつて房住山には寺が建っていたといい、今も五輪塔とともに坂上田村麿が掘ったと伝わる古井戸が残っている。昭和十三年ごろ、山で働く杣夫の一人がこの井戸をさらったところ、瀬戸物の破片や金物、庚申様に供える猿の像などが底から見つかった。房住山は荒神様が鎮まる山とされており、この出来事以来、祟りを招くことを恐れて井戸に手をつける者はいなくなったという。現在も井戸には誰も手を出さず、静かに祀られたままになっている。
- 広まり方
- 1969年の『民俗採訪』所収、國學院大學民俗学研究会による秋田県山本郡二ツ井町旧響村の調査に記録がある。
- 地域
- 秋田県能代市
- 年代
- 昭和
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ