ひだのこうじんせきとうのちからさずけ
飛騨の荒神石塔の力授け
国内
儀式・遊び
- どんな話か
- 落雷で燃えた杉の下から女が持ち上げて避難させた石塔が荒神様として祀られ、三回唱えると力を授かると神岡町で伝わる。
- 細部
- 神岡町の野首にある神明神社の左側には、力を授けてくれる神として信仰を集める荒神様の石塔が立っている。かつてこの石塔は境内の杉の大木の下にあったが、ある時落雷によって杉が燃え上がってしまった。これを見た一人の女性が、大きな石塔を自らの手で持ち上げて安全な場所へ避難させたのだという。この出来事以来、石塔にお参りする際は首にわらじをかけたうえで、「荒神でー」という文句を三回繰り返し唱えると力を授けてもらえると伝えられるようになった。
- 広まり方
- 1969年の『古利根の村と山の村と』掲載、東京学芸大学民俗学研究会「(三)信仰」に記録されている。
- 地域
- 岐阜県飛騨市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ