こうじん
荒神
国内
儀式・遊び
- どんな話か
- 台所を守る荒神様は家の守護神とされ、灰を額に付けると旅先での怪我除けになり、竈前は女性が通らない場所とされる。
- 細部
- 西彼町では、荒神は家を守護する神として台所のかまど付近に祀られてきた。旅に出る前にその灰を額へ付けておくと道中で怪我を避けられるといい、家を離れる者への守り札のような役割を担っていたことがわかる。また、荒神は戸口の方角を見張っているとされ、御神体は常に戸口へ向けて据えておく決まりだったという。かまどの前にあたる場所は不浄を避けるためか女性が通ることを禁じられており、火の神としての荒神信仰が住まいの中の空間の使い分けにまで及んでいた様子がうかがえる。
- 広まり方
- 1972年の『民俗採訪』所収、國學院大學民俗学研究会による長崎県西彼杵郡西彼町旧亀岳村の調査報告に記録がある。
- 地域
- 長崎県西海市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ