ことはじめのかごとだんご
事始めの籠と団子
国内
儀式・遊び
- どんな話か
- 2月28日の事始めに団子を供えて食べ、前夜には目籠を竿につけて屋根に立て悪神をにらみ返し悪病を防いだ。
- 細部
- 二月二十八日は事始めと呼ばれ、団子を作って棒に刺し供える習わしがあった。この団子を誰にも見られないようにそっと食べると、風邪をひかずに済むと言われている。さらに事始め前夜には長い竿の先に目の粗い籠をつけて屋根に立てる。籠の編み目が無数の目のように見えることから、それで悪神をにらみつけて追い払い、悪病が家に入り込むのを防ぐのだという。この行事が二十九日になる年をダイマナク、二十八日になる年をショウマナクと呼び分け、ダイマナクには草刈籠を、ショウマナクには目籠を用いた。また、この日に山仕事をすると怪我をするとして忌まれた。
- 広まり方
- 1949年の『民間伝承』所収、熊倉ミエ「年中行事」に記録がある。
- 地域
- 栃木県栃木市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ