こたんだいおう
巨旦大王
国内
儀式・遊び
- どんな話か
- 女の節供に供える三角餅の折り目は、巨旦大王とその妻が子を八方へ分けた際に共食いを戒めた言い伝えに由来する。
- 細部
- 阿賀町では旧暦三月三日、四月にあたる女の節供の日に、大きな鏡餅に三角餅を三枚のせて節供の餅とし、餅の一方を折り曲げるという習わしがある。この折り目は鬼のベロ、あるいは鬼の舌などと呼ばれており、その由来には巨旦大王とその妻である歳徳神が、八人の子どもたちをそれぞれ八方へ別れさせようとした際の言い伝えが結びついている。土地の鬼たちは互いに共食いをしてしまうおそれがあったため、せめて舌だけでも抜いておけと命じたことにちなむのだという。
- 広まり方
- 『新潟県史 資料編22 民俗1』(1982年)所収、大竹信雄の記録による。
- 地域
- 新潟県阿賀町
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ