こそだてゆうれい
子育て幽霊
国内
未確認生物
- どんな話か
- 夜な夜な同じ時刻に一厘銭を持って菓子を買いに来る女を店主が追うと墓の前で消え、墓中で赤子を産んでいたという話。
- 細部
- 竹野町で語られる話である。夜になると決まった時刻に、一厘銭を手にした女が菓子を買い求めて店に現れるようになった。店の主人はそれを不審に思い、六日目の晩にひそかに女のあとをつけていくと、その姿は墓の前でふっと消えてしまった。驚いて墓を掘り返してみると、なんとその中で女が赤子を産み落としていたという。この出来事をきっかけに、この土地では死者を葬るときに六文銭を持たせるようになったと伝えられている。銭にまつわる風習の由来を語る話として伝わっている。
- 広まり方
- 1965年の『民俗採訪』所収、國學院大學民俗学研究会「兵庫県城崎郡竹野町」に記録がある。
- 地域
- 兵庫県豊岡市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ