こそだてゆうれい
子育て幽霊
国内
未確認生物
- どんな話か
- 夜な夜な飴を買いに来る女の正体が死んだ母の霊で、墓から掘り出された子は後に高名な和尚になったと伝わる。
- 細部
- 長崎市にはこんな話が伝わっている。毎晩決まった刻限になると、一人の女が飴屋を訪れては飴を買っていく。あまりに判で押したように同じ時間に現れるのを主人が不審に思い、ある晩ひそかに後を尾けてみると、女の姿は墓地の中でふっと見えなくなった。驚いた主人が僧を呼んで墓を掘り起こしてもらうと、なかから丈夫な男の赤子が見つかった。この子を寺で引き取って育てたところ、成長してのちに名の知れた和尚になったのだという。
- 広まり方
- 2001年の『昔話―研究と資料―』に掲載された野村純一「本涯の昔話採集者」に記録がある。
- 地域
- 長崎県長崎市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ