こそだてゆうれん
子育てユーレン
国内
未確認生物
- どんな話か
- 身重のまま死んだ女が幽霊となり、毎晩飴を買って我が子を育てていたことを和尚が見抜いた話。
- 細部
- 夜ごと村のあめ屋に、六文銭を握った女がひとり飴を買いに現れる。あまりに足しげく通うのを不審に思った和尚が跡をつけると、女の姿は身ごもったまま亡くなった者の墓の中へすっと消えていった。実はこの世に残された赤子を、亡き母の幽霊が飴を買い与えては密かに育てていたのだった。事情を知った和尚は死してなお子を思う母の心を汲み、遺された赤子を寺に引き取って手厚く育て上げ、のちに立派な僧侶に仕立てたという。
- 広まり方
- 1937年の『旅と伝説』所収、天野眞弓「氷上郡昔話集(一)」に伝わる。
- 地域
- 兵庫県丹波市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ