こしきじまのとしどん
甑島のトシドン
国内
未確認生物
- どんな話か
- 大晦日の夜に天上界から降りてくるとされる甑島の来訪神トシドンが、鼻の長い面をつけて家々を回り、悪い子を戒める伝統行事。
- 細部
- 鹿児島県薩摩川内市下甑島に伝わる年神で、秋田のナマハゲに類する来訪神信仰。大晦日の夜、地元の青年らが鼻の長い異形の面と藁蓑・マント姿でトシドンに扮し、子供のいる家庭を一軒ずつ訪ね歩く。トシドンは家族があらかじめ伝えておいた、その子がその年にした悪い行いを言い当て、「いつも天から見ているぞ」と怖い声で戒める。子供にとっては恐怖と反省を伴う体験だが、最後には「年餅」と呼ばれる大きな餅を子供に授けて去っていく。1977年に国の重要無形民俗文化財に指定され、2009年にユネスコ無形文化遺産に登録、2018年には「来訪神:仮面・仮装の神々」として他地域の同様の行事とともに拡張登録された。
- 広まり方
- 集落の年中行事として代々受け継がれ、無形文化財・ユネスコ登録を機に全国的にも知られるようになった。
- 地域
- 鹿児島県薩摩川内市(下甑島)
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ