こさめぼう
小雨坊
国内
未確認生物
- どんな話か
- 雨の夜に山中で僧侶の姿をして現れ、通りかかった者に布施や食物をねだる妖怪。
- 細部
- 小雨坊は、奈良の大峰山や葛城山など修験道の霊山に、雨の夜の山中で僧侶の姿を現し、通りかかった者へ布施や食物をねだる妖怪である。鳥山石燕の『今昔百鬼拾遺』では、雨中をさまよって斎料を求める姿が描かれる。後世の文献には粟や食べ物、小銭を旅人に求める話が多く、寛文11年(1671年)には津軽街道の山中で粟をねだった記録もある。奈良の伝承と津軽の類話は別系統と考えられている。
- 広まり方
- 石燕の画集を通じて広まり、津軽など離れた地域の目撃譚とも結び付けて紹介されてきた。
- 地域
- 奈良県
- 年代
- 江戸時代
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ