みわけこり
見分け狐狸
国内
未確認生物
- どんな話か
- 狐や狸が人に化けたり憑いたりする際の見分け方と、追い払う方法が複数語り伝えられている。
- 細部
- 狐や狸に取り憑かれた者は鉄砲を極端に恐れるとされ、狙いを定めるふりをするだけでたちまち正気に戻るといわれた。夜道で相手を怪しいと感じたときは、煙草に火をつければよいとも語られる。狸が憑いた人には、座敷で中央を避けて隅に座りたがり、灯明の油を欲しがるという癖が現れるという。別の言い伝えでは、狐や狸が化けた姿は毛並みを逆になでるとざらついた感触で正体が知れ、股のあいだから覗き見ると化け物の裾がぼやけて映るとも伝えられている。
- 広まり方
- 1933年の『兵庫県民俗資料』所収、弱法師「散木談」と、1935年の同誌所収、著者不明の「余白録」の両方に記録がある。
- 地域
- 兵庫県三田市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ