こんぴらさま
金毘羅様
国内
未確認生物
- どんな話か
- 一生に一度の願いを必ず聞くという金毘羅様が、満願間際に腕や胴を鳥居に置いて信心を試し、願いを叶えたという。
- 細部
- 甲府市に伝わる話では、金毘羅様は一生に一度だけの願いなら必ず聞き届けてくれるとされている。ある人が三千七百二十一日という長い日数をかけて願掛けを続け、満願まであと七日というところまで来たとき、参道の一の鳥居には切り落とされた腕が、二の鳥居には胴体が転がっているのを見た。恐ろしい光景であったが、この人は動じることなく平然と通り過ぎたところ、金毘羅様はこれほどの意地悪をしても通してきたのかと感心し、その信心深さに応えて願いを叶えてくれたのだという。
- 広まり方
- 1954年刊『民俗採訪』所収、國學院大學民俗学研究会による山梨県西山梨郡千代田村の調査に記録がある。
- 地域
- 山梨県甲府市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ