からつのほうがくをつかさどるこんじん
唐津の方角を司る金神
国内
儀式・遊び
- どんな話か
- 金神は方角を司る地の神とされ、粗略に扱うと目や乳の病、三年塞がりなどの祟りが起こるという。
- 細部
- 鎮西町には、ダイドンと呼ばれる祈祷者がいて、明治のはじめには四人ほど、明治二十年頃には一人だけが活動していたという。ダイドンは病人のための祈祷や地鎮祭などさまざまな祓いを行ったが、なかでも多かったのが金神の祓いだった。金神は土地を司る神とされ、目を患ったり乳の出が悪くなったりするのはこの神の咎めだと考えられていた。方角を選ばずに悪い方角から土を取ってしまうと、三年塞がりと呼ばれる期間にわたって病気が続くとも恐れられている。
- 広まり方
- 1968年の『民俗採訪』所収、國學院大學民俗学研究会による佐賀県東松浦郡鎮西町打上の調査記録二件にまとめて記されている。
- 地域
- 佐賀県唐津市
- 年代
- 明治時代
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ