こもちのほうそうがみ
子持ちの疱瘡神
国内
未確認生物
- どんな話か
- 本疱瘡にかかった嫁の枕元に、子を連れた疱瘡神がいつもかしこまっていたという話。
- 細部
- 東京都八王子市では、元八王子から嫁いできた女性が本疱瘡(天然痘)にかかった際、子どもを連れた疱瘡神が病人の枕元にいつもかしこまっていた。病をもたらす神が、子を伴う具体的な姿で病床のそばに現れる話である。疱瘡神には赤子を抱く女や老婆、子ども、僧などさまざまな姿があり、赤色や犬を嫌うとも伝えられた。病人の枕元に赤い護符や鍾馗の絵、犬の張り子を置き、赤飯を供する習わしもあった。この八王子の記録は草川隆の「恩方村所見」によるもので、『西郊民俗』1957年に載っている。
- 広まり方
- 『恩方村所見』(草川隆)、西郊民俗(1957年)に収録。
- 地域
- 東京都八王子市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ