こまちのおんりょう
小町の怨霊
国内
呪物・呪い
- どんな話か
- 湯治で治った小町が川面に映った顔から鬼面川の名がつき、怨霊が片葉の葦や水死を招いた話。
- 細部
- 小野小町が温泉に入って体調を取り戻したとき、川面に映った自分の顔が鬼のように見えたことから、この川は鬼面川と呼ばれるようになったという。さらに、小町の怨霊による祟りのため、鬼面川の岸に生える葦はどれも片側にしか葉がつかないとされている。かつてはこの川で毎年のように子供が溺れて命を落としており、それは怨霊を静めるための人身御供であったと語られていた。
- 広まり方
- 1976年の『置賜の民俗』所収、武田正の「口承文芸」に記録がある。
- 地域
- 山形県米沢市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ