こくうだいこ
虚空大鼓
国内
未確認生物
- どんな話か
- 陰暦6月になると聞こえる太鼓のような音は、瀬戸で難船して死んだ軽業師の怨霊が鳴らすものと伝えられている。
- 細部
- 柳井市に伝わる話で、毎年陰暦六月が巡ってくると、どこからともなく太鼓を打つような音が響くという。この音は虚空大鼓と呼ばれており、昔、瀬戸を渡ろうとした一人の軽業師が船もろとも難破して命を落とし、その怨霊が祭りの時期になると太鼓の音を立てて自らの存在を知らせているのだと語られている。姿の見えない怨霊が、決まった季節に音だけで存在を示すという点が、この怪異の特徴になっている。
- 広まり方
- 1913年の『郷土研究』所収、KN生「周南雑俎」に記録がある。
- 地域
- 山口県柳井市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ