こっくりさん
コックリさん
国内
儀式・遊び
- どんな話か
- 戦時中から終戦直後にかけて、出征した肉親の安否や復員の時期をコックリさんに尋ねる風習が行われていた。
- 細部
- 雲南市では戦争のさなかから終戦まもない時期にかけて、出征した家族が無事かどうか、いつ復員するかをコックリさんに尋ねる習わしがあった。いろは四十八文字や0から9の数字を書いた紙を広げ、2人が1本ずつ箸を持って支え、残る1本の箸を指針にして答えを読み取る方法がとられた。トランプの勝ち負けや恋愛の行方、賭け事の目を占う「イロミ」と呼ばれる遊びに使われることもあったという。占いが済むと、使った箸はまとめて処分するのが決まりだった。呼び出すコックリさんによって得意な占いの分野が違うとも考えられており、望む答えが出るまで何度も呼び直したり、丁重に送り返したりしたと伝えられている。
- 広まり方
- 国学院大学民俗学研究会が1984年に行った民俗採訪『島根県飯石郡掛合町旧掛合村』の聞き取りで、戦中戦後の暮らしにまつわる占いとして記録された。
- 地域
- 島根県雲南市
- 年代
- 昭和時代
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ