こい
鯉
国内
儀式・遊び
- どんな話か
- 豊田市三箇町の玉金の池に主として棲む鯉を撃ち殺して食べた男は中風になり、以来禁漁として6月に鯉を白山神社で祀って放す。
- 細部
- 豊田市三箇町にある玉金の池には、古くから主として鯉が棲んでいるとされていた。あるとき一人の男がこの鯉を鉄砲で撃って仕留め、持ち帰って食べてしまったところ、その男は中風を患うことになったという。さらに、池にこの鯉がいると周囲に教えた別の男もまた、口が曲がるという災いに見舞われた。これらの出来事があって以来、村では池の魚をとらないように定め、毎年6月になると生きている鯉を白山神社にいったん奉納してから池へ戻す習わしとした。日照りが長く続いたときには、この池をきれいにさらうと雨が降り出すのだと言い伝えられている。
- 広まり方
- 1957年の『民俗採訪』に収められた、國學院大學民俗学研究会による愛知県東加茂郡下山村の調査記録に見える。
- 地域
- 愛知県豊田市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ