げろのこいちょうこくとがけくずれ
下呂の鯉彫刻と崖崩れ
国内
未確認生物
- どんな話か
- 久津八幡宮の彫刻の鯉が飛騨川の水を呼び寄せて崖崩れを起こすため、矢の意匠を加えて鎮めたという話。
- 細部
- 語り手が七歳のころ、母から聞かされた話だという。久津八幡宮の拝殿の軒には左甚五郎作と伝わる鯉の彫刻があり、あまりに出来が良かったために前を流れる飛騨川の水を呼び寄せてしまい、そのせいで道が崖崩れを起こすようになったのだという。困った人々が鯉の後ろに矢の形を刻み加えたところ、それ以降は崖崩れが起きなくなったと伝えられている。
- 広まり方
- 1929年の『旅と伝説』所収、大槻憲二「水呼ぶ鯉―所謂飛騨内匠の一面観―」に記録がある。
- 地域
- 岐阜県下呂市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ