こがねむしのきがん
こがね虫の祈願
国内
儀式・遊び
- どんな話か
- 大豆畑の虫害を祓うため志江院の稲荷へ供え物をすると、翌朝は虫の糞だけが残っていたという。
- 細部
- 大豆畑に付くこがね虫を追い払うため、小諸では志江院の稲荷に祈りを捧げた。日暮れにごまめ、どじょう、にぼしといったものを供え、翌朝あらためて畑へ出向くと、そこには虫の糞ばかりが落ちていたという。供えた品も残らず消えており、稲荷が受け取って虫を退けてくれたと受け止められた。虫送りの行事と結びついた祈願の一例で、稲荷信仰が農作業の実務に直結していたことが分かる。
- 広まり方
- 1986年刊行の『長野県史 民俗編 東信地方 仕事と行事』第九編民間信仰、共同祈願の虫送りの祈願の項による。
- 地域
- 長野県小諸市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ