つつみなおせのこえ
つつみ直せの声
国内
未確認生物
- どんな話か
- 稲荷の前で包み直せと声がかかり、言うとおりにすると油揚げが消えていた。
- 細部
- 町へ出て油揚げを買い、日が暮れてから帰る道すがら、稲荷の祠の前にさしかかったところで、包みを結び直せという声が聞こえた。言われるまま風呂敷をほどいて包み直し、そのまま家まで戻って中を確かめると、買ったはずの油揚げは一枚も残っていなかった。姿を見せずに声だけで人を動かし、その隙に狙いの品を奪う型の話で、油揚げという狐の好物が失われる点に落ちがある。
- 広まり方
- 1938年の『旅と伝説』に載る安間清の狐にばかされた話(一)に記録がある。
- 地域
- 長野県中野市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ