こどものゆうれい
子どもの幽霊
国内
未確認生物
- どんな話か
- 六文銭を入れずに葬った子どもの霊が、飴屋でひとり品物を買えずにいる姿となって現れたという。
- 細部
- ある家で子どもを見送った際、棺に入れるべき六文銭を添え忘れてしまった。その後、飴屋にいつも同じ子どもが買い物にやって来るのに、なぜかその子だけがいつまでも品物を買えずにいるという噂を耳にし、様子を見に行ってみると、それは亡くしたはずの自分の子どもだったという。改めて墓を掘り返してみると、案の定、棺の中に銭は納められていなかった。この経験から、葬送の際には六文銭を添えることを決して忘れてはならないと戒められている。
- 広まり方
- 1971年の『東白川の昔話』所収、東京女子大学史学科民俗調査団による〈世間話〉の記録に見える。
- 地域
- 福島県塙町
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ