とざわのすてごぬまにあらわれるこども
戸沢の捨子沼に現れる子供
国内
未確認生物
- どんな話か
- 天保四年の飢饉で子を捨てた故事に由来する戸沢村の捨子沼には、雨の日に子供の霊が現れるという。
- 細部
- 戸沢村にある捨子沼の名の由来を伝える話。天保四年に起きた大飢饉の際、食べさせられなくなった百姓が我が子をこの沼のほとりに置いていったことから、この名がついたという。雨の降る日には、蓑をまとった子供の姿が沼のほとりに現れ、泣き声が聞こえてくるとも語られている。もう一つの言い伝えでは、沼を渡ろうとした母親が我が子を踏み台にして渡ったことが名の由来だともいい、由来については複数の説が並び伝わっている。
- 広まり方
- 1975年の『季刊民話』に掲載された武田正・大友義助「最上川物語」に記録がある。
- 地域
- 山形県戸沢村
- 年代
- 江戸時代
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ