こだまねずみ
小玉鼠
国内
未確認生物
- どんな話か
- マタギの間に伝わる球形の鼠の怪異で、人前で膨らんで破裂すると山の神の怒りの兆しとされた。
- 細部
- 秋田県北秋田地方をはじめ、山形・宮城など東北一帯や関東にも知られたマタギの伝承。冬眠中のヤマネに似た丸い小鼠が人前で立ち止まり、みるみる膨らんで、鉄砲のような轟音とともに破裂し、肉や内臓を周囲に撒き散らす。別説では、破裂音を響かせながら飛び回る。遭遇したマタギは山の神の怒りや警告と受け止めて猟をやめ、続ければ獲物がなく、雪崩などの災難に遭うと恐れた。小玉流のマタギ七人が山の神の罰を受け、その霊が小玉鼠になったとも伝わる。
- 広まり方
- マタギの間で山の掟にまつわる警告譚として語り継がれた。
- 地域
- 秋田県北秋田・仙北地方
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ