おにきたちょうのこぼうずといろりのわらべ
鬼北町の小坊主と囲炉裏の童
国内
未確認生物
- どんな話か
- 留守の家の囲炉裏で数人の子どもが火にあたっており、近づくと床下へ潜って消えたという。
- 細部
- 小坊主とアカシャグマという、いずれも小さな童の姿で語られる怪異がある。山での仕事を終えて帰ってきた者が、家の中をのぞくと、薄暗がりのなかで四、五人ほどの子どもがユルイと呼ぶ囲炉裏を囲み、火に手をかざしていた。誰もいないはずなのにと訝りながら土間へ足を踏み入れると、子どもたちは音を立てないようにして床の下へ潜り込み、そのまま見えなくなってしまった。人の留守の家に小さな者が入り込んでいるという、伊予で繰り返し語られてきた型の一つである。
- 広まり方
- 1985年の『伊予の民俗』所収の佐々木正興「伊予の妖怪変化」と、1983年の『愛媛県史』第五章第三節、同氏による憑きもの・妖怪伝承の項に記録がある。
- 地域
- 愛媛県鬼北町
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ