あんちんときよひめ
安珍と清姫
国内
未確認生物
- どんな話か
- 熊野参りの安珍が宿の風呂で清姫の正体が蛇だと見抜いて逃げ出し、追ってきた清姫が川を泳ぎ渡り鐘に隠れた安珍をその体で七巻きにしたという話。
- 細部
- 安珍という僧が熊野参りの道中、宿で風呂に入っていると、清姫に化けた蛇がその湯に入りに来た。安珍は湯に映った姿を見て、それが蛇であることを見抜き、夜のうちにこっそりとその宿から逃げ出してしまう。安珍がシタテ川を船で渡っていると、清姫はすぐさま後を追いかけ、蛇の姿になって川を泳いで渡ってきたという。逃げ切れないと悟った安珍は寺へ駆け込み、釣り鐘の中に身を隠したが、追いついた清姫は蛇の体でその鐘をぐるりと七巻きにして締め上げたと伝えられている。
- 広まり方
- 1974年の『粕尾の民俗―栃木県上都賀郡粟野町旧粕尾村(下粕尾は除く)―』所収「九 口承文芸」(東洋大学民俗研究会)に記録がある。
- 地域
- 栃木県鹿沼市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ