きつねづぎ
キツネづき
国内
呪物・呪い
- どんな話か
- 狐が人に取り憑く現象で、行者を招き、食べ物を与えて送り出すことで落としたという。
- 細部
- 取り憑かれるのは知恵の回らぬ者だと語られ、憑かれた家では行者を呼んで祓いをした。行者が鮎の寿司を求めて狐に与えよと指示したところ、当の狐は買い求めたことをすでに承知していたという逸話も残る。落とす手順としては、まず食べ物を供えて機嫌を取り、憑かれた人を橋のたもとまで送っていく。そこで憑かれていた者が急に倒れ込み、狐は離れて去るのだという。二度と憑かないと約束する書き付けを残していく狐もあったと伝えられる。
- 広まり方
- 1952年の『民俗採訪』所収、郷田洋文「三保聞書」に記録がある。
- 地域
- 神奈川県山北町
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ