きつねったかり
きつねったかり
国内
未確認生物
- どんな話か
- キツネが取り憑くとキツネッタカリと呼ばれる状態になり、油揚げや魚を欲しがるなど様子が変わったという。
- 細部
- 語り手は、加畑の住人がキツネッタカリの状態になったのを見に行ったことがあるという。夕暮れどき、平栗との境になるカザフキ石という場所で、ホウエンサンと親族らが集まって祈祷を行っていた。「コンコン」と声を上げて倒れ、ようやくキツネが抜けたものの、そのあとも神経を病んだ状態がしばらく続き、「袂に毛が生えているのではないか」と周囲にからかわれることもあったという。また、キツネが取り憑くこと自体はキツネッタカリと呼ばれ、憑かれた人は油揚げや魚をむやみに欲しがるなど様子がおかしくなると言い伝えられていた。
- 広まり方
- 『平栗・加畑の民俗―山梨県都留市宝―』1985年刊、都留文科大学民俗学研究会の調査記録(Ⅵ信仰 §8俗信その他、Ⅸ口承文芸 §4世間話)に収められている。
- 地域
- 山梨県都留市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ