よこはまのにおいでみわけるきつねつき
横浜の臭いで見分ける狐憑き
国内
儀式・遊び
- どんな話か
- 憑かれた家は入れば臭いで分かるとされ、唾をかけた飯を差し出す見分け方や数珠で打つ祓いが語られた。
- 細部
- 横浜では狐に憑かれた家に足を踏み入れると独特の悪臭が漂うため、すぐにそれと察しがつくといわれた。落とすには憑かれた者の前で富士講の拝みをあげ、背中を数珠で打つとよいとされる。見分けるための手立ても語られており、飯などにわざと唾を吐きかけたものを差し出してみると、憑かれている者は決してそれに手をつけないという。臭いと拒みという日常の振る舞いを手がかりに憑きものを判じる、実践的な俗信になっている。
- 広まり方
- 1977年刊『神奈川県史 各論編5 民俗』第六編第三章第一節、神奈川県企画調査部県史編集室による妖怪・憑きものの記述に収められている。
- 地域
- 神奈川県横浜市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ