あずきめしでおうきつねつき
小豆飯で追う狐つき
国内
儀式・遊び
- どんな話か
- 河原町では高熱でたわ言を言う症状を狐つきとみなし、梶並神社への祈願と小豆飯で狐を追い払ったという。
- 細部
- 高熱を出して意識がもうろうとし、たわ言を口にする状態は狐つきの症状とされていた。河原町ではこうした場合、梶並神社に祈願するとともに、小豆飯を用意して憑いた狐を追い払う対処が行われていたという。発熱による譫妄という身体的な症状を狐の憑依として説明し、神社への祈願と食物による儀礼的な駆除を組み合わせて対応していた点に、当時の病気観がよく表れている。
- 広まり方
- 1938年の『因伯民談』所収、鳥取郷土会「社会心理調査報告(九)」に記録がある。
- 地域
- 鳥取県鳥取市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ