さがみはらのいなりのきつねつき
相模原の稲荷の狐憑き
国内
呪物・呪い
- どんな話か
- 半世紀以上前には憑かれる者がしばしば出て、稲荷の祭りの折には怪火も並んだという。
- 細部
- 話者の語るところでは、狐に憑かれる出来事は今から五十年以上さかのぼる時代にはめずらしくなかった。同じ頃には狐火もよく見られ、蝋燭ほどの小さな灯が一列に連なって現れたという。とくに稲荷を祀る祭りの日などに出ることが多かったと語られており、憑依と怪火が稲荷信仰の場を軸に一続きのものとして受けとめられていたことが分かる。方言の聞き取りの中で語られた回想である。
- 広まり方
- 1960年の『ひでばち』に載る日野資純「神奈川県津久井郡内郷村(現相模湖町)方言会話資料」に記録がある。
- 地域
- 神奈川県相模原市
- 年代
- 明治時代
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ