きつねつき
狐つき
国内
呪物・呪い
- どんな話か
- 能勢町では明治末から大正初め頃に狐つきが多発し、稲荷信心で快方に向かう例もあったが亡くなる者も多かった。
- 細部
- 能勢町では、1904年から1914年ごろにかけて、狐つきと呼ばれる症状にかかる者が数多く現れたという。この症状は特に秋に発生することが多く、いったんかかると二十日以上も長引くのが常であった。中には持ち直す者もいたが、多くはそのまま亡くなってしまったという。稲荷への信心によっていくらか快方に向かった例もあったと伝えられている。後の医学的な見方では、これは視床下部の障害であり、栄養状態の悪化が原因であったとされている。
- 広まり方
- 1971年の『季刊人類学』所収、篠田統「民衆生活ノート」に記録がある。
- 地域
- 大阪府能勢町
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ