きつねつき
狐つき
国内
呪物・呪い
- どんな話か
- 加茂明神で無礼な振る舞いをした男に狐が取り憑いたが、実の息子に見捨てられ男は餓死し狐も命を落としたという。
- 細部
- ある男が加茂明神の前でひどく礼を欠いた振る舞いをしたところ、その様子をそばで見ていた狐が男の体に取り憑いてしまった。ところがこの男には親不孝で情のない息子がおり、狐が憑いて弱った父親の面倒を見るどころか放置し、男はそのまま食べ物も与えられずに餓死してしまう。父に取り憑いていた狐もまた、その死とともに息絶えたと伝えられており、神前での無礼という原因と、家族の不人情という二重の理不尽が重なって悲惨な結末を招いた話として語り継がれている。
- 広まり方
- 1977年の『日本随筆大成』第三期に収める東随舎「古今雑談思出草紙」に記されている。
- 地域
- 京都府京都市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ