きつねつき
狐付き
国内
未確認生物
- どんな話か
- 江府町の農村で、原因不明の精神の異状を狐付と呼び、祈祷によって鎮めようとした俗信。
- 細部
- 江府町の農村部で、精神に異状をきたした状態を指して狐付と呼んでいたという。はっきりした原因のわからない心身の不調や、ふだんと違う言動が見られると、狐が取り憑いたのだと考えられ、その状態を落ち着かせるために祈祷が盛んに行われた。医学的な説明のつかない症状を狐という動物霊のしわざとして捉え、宗教的な手段によって解決しようとする、当時の農村における対処のありようを示す事例である。
- 広まり方
- 1938年の『因伯民談』所収、鳥取郷土会「社会心理調査報告(八)」に記録がある。
- 地域
- 鳥取県江府町
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ