きつねつき
きつね憑き
国内
未確認生物
- どんな話か
- 加須市には、油あげと魚を持って夜道を歩いていた人が、どぶのへりから聞こえた「いい湯だ、いい湯だ」という声に誘われて自分も言い出し、気づけば油あげと魚が消えていたという、きつね憑きの話が伝わる。
- 細部
- 加須市には、きつねに化かされたという話が伝わっている。ある人が夜、油あげと魚を持って歩いていたところ、どぶのそばのほうから「いい湯だ、いい湯だ」という声が聞こえてきた。その声に引き寄せられるようにどぶへ入っていき、いつしか自分も同じように「いい湯だ、いい湯だ」と口にし始めていたという。ふと我に返ったときには、手にしていたはずの油あげも魚もすっかりなくなっていた。これはきつねに憑かれて起きた出来事だと語られている。
- 広まり方
- 1969年刊行『古利根の村と山の村と』の東京学芸大学民俗学研究会による調査記録(信仰の章)による。
- 地域
- 埼玉県加須市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ