かわねほんちょうのかおをかえるきつねつき
川根本町の顔を変える狐憑き
国内
呪物・呪い
- どんな話か
- 狐が憑くと顔つきまで変わり鳴き声を発することがあり、お祓いで落とすとされた病弱者に多い憑依現象。
- 細部
- 川根本町では、人に狐が取り憑くとその人の顔つきまでもが狐に似てくるといい、時には狐のような声で鳴くこともあったという。憑かれている間の記憶は本人には残らず、正気に戻ってもその間のことは覚えていない。取り憑かれやすいのは体の弱った人で、憑いた狐を落とすにはお祓いを行うのが良いとされていた。周囲の家族はまず顔つきや声の変化に気づき、それを手がかりに祈祷師などへお祓いを頼みに行くのが常だったという。
- 広まり方
- 1978年の成城大学民俗調査報告書、民間信仰の項による。
- 地域
- 静岡県川根本町
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ