ひらつかのおいぬさまによるきつねおとし
平塚のオイヌサマによる狐落とし
国内
儀式・遊び
- どんな話か
- 狐に憑かれた者が出るとオイヌサマの御姿を借り、庭にオハケを立てて火を焚いて落としたという。
- 細部
- 家の者に狐が憑いたと分かると、この土地ではオイヌサマの御姿を借りてきて据えるか、庭先にオハケを立てて、その上で火を焚くという手立てがとられた。後者の場合、翌朝には盛った砂の上にオイヌサマの足跡が残っており、それが現れたときには狐がすでに離れたしるしと受け取られた。祈りの効き目を、目に見える痕跡によって確かめる仕組みになっている。憑きものを落とす作法として、県内の俗信の調査で採録された。
- 広まり方
- 1977年刊『神奈川県史 各論編5 民俗』第六編第三章第一節、神奈川県企画調査部県史編集室による妖怪・憑きものの記述に収められている。
- 地域
- 神奈川県平塚市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ