あがまちのきつねつきとたたり
阿賀町の狐憑きと祟り
国内
呪物・呪い
- どんな話か
- 狐に取り憑かれた子どもが数か月で命を落とした話と、追い出した狐の祟りで木こりが死んだという話を伝える。
- 細部
- 大正のころとされる話では、十三、四歳の子どもが突然食も飲み物も受け付けなくなり、狐の鳴き声や跳ねる仕草を繰り返すようになった。拝み手のワカサマに尋ねると、揚城に棲む狐が乗り移ったのだと告げられたが、幾度拝んでもらっても離れず、三、四か月後にその子は息を引き取ったという。また、材木を切り出すために山から狐の親子を追い払った男が、伐採の最中に倒れてきた木に首を打たれて命を落とした話も伝わり、いずれも狐の仕業だと語られている。
- 広まり方
- 1976年の『西川の民俗―新潟県東蒲原郡上川村旧西川村―』所収、東洋大学民俗研究会「九 口承文芸」に記録がある。
- 地域
- 新潟県阿賀町
- 年代
- 大正
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ