あちのきつねつきおとし
阿智の狐憑き落とし
国内
儀式・遊び
- どんな話か
- 憑いた狐を落とすため、経本の風を当てたり熱した鍋を頭に載せたりする手立てがあった。
- 細部
- 人に憑いたものを追い出す方法として、いくつもの手順が語り伝えられている。オフミサマと呼ぶ経本をめくり、そのとき起こる風を当てる。マセンボウで打つ。熱した鍋や釜を頭からかぶせる。天ぷらを食べさせる。祈りの道具に頼るものから、熱や打擲で苦しめて追い出すもの、好物で釣り出すものまで、性格の異なる方策が並列に伝わっており、憑きものを実体のある相手として扱う考え方がうかがえる。
- 広まり方
- 1981年の『常民』に載った中央大学民俗研究会による長野県下伊那郡阿智村伍和地区の調査報告書に記録がある。
- 地域
- 長野県阿智村
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ